2010年01月29日

「名護市選挙結果斟酌せず」 平野官房長官に与野党から批判(J-CASTニュース)

 米軍普天間基地移設受け入れが争点となった名護市市長選で反対派が当選したことについて、平野博文官房長官が2010年1月25日、「選挙結果を斟酌していたら何もできなくなる」という趣旨の発言をし、与野党から批判が相次いでいる。

 平野官房長官は26日にも、移設先決定に地元自治体の合意は必要ないという認識を示し、今後非難が高まりそうだ。

 2010年1月24日、沖縄県名護市長選で新人の稲嶺進氏が現職候補を破って当選した。稲嶺氏は民主、共産、社民、国民新党などが推薦。米軍普天間基地の同市受け入れに反対を掲げており、日米政府が合意した現行案の実現は困難になった、と受け止められていた。

■「この官房長官問題多すぎですね」

 鳩山首相は市長選前の15日、市長選の結果と政府の決定に関して「全く無縁ではない」と発言。「5月までの間に名護市民の思いも斟酌しながら、最終的な結論をできるだけ早く導くよう努力したい」と述べていた。このため反対派の勝利で現行の名護市への移設案は実現困難になったと思われていた。しかし、市長選から一夜明けた25日、平野官房長官が選挙結果について

  「ひとつの民意の答えとしてはあるんでしょうけど、検討する上で、斟酌してやらなければいけない理由はないと思う」

と述べて、現行案は選択の一つとして消えていないことを示唆し、鳩山首相とも違った見解を示した。

 この平野官房長官の発言に対して、与野党から批判が殺到した。沖縄県出身の国民新党・下地幹郎政調会長は「現実離れした話。民意を大事にしないでこの問題を論議するのはおかしい」と非難。自民党の石破茂政調会長も「選挙の前に言うべきだった。終わってから言うのは政府として無責任だ」と指摘した。

 テレビでも、平野官房長官を非難する声が相次いだ。元朝日新聞社論説委員のジャーナリスト・萩谷順さんは、26日出演した情報番組「やじうまプラス」(TBS系)の中で「官房長官は鳩山内閣の弱点といわれてきたが、全くそのとおり」と指摘。「『斟酌』という言葉は上から目線の言葉で、沖縄の人たちが怒るのは当たり前。辺野古で仕方がないと思っている人でもこれは怒る」とし、「この官房長官問題多すぎですね」とコメントしている。

■「合意ないと物事進められないのか」

 一方の鳩山首相は25日夜に、「ゼロベースで最適なものを選びたいので、あらゆる可能性がまだ含まれている」と名護市への移設案が選択肢から除外されたわけではないという見解を表明。名護市長選の結果については「それはそれとして、一つの意思だと受け止める必要がある」とし、事態はさらに混とんとしている。

 しかし、26日午前の会見で平野官房長官がまた「地元の合意がないと物事を進められないのか」と発言。「民意を軽視しているということではない」とも釈明したが、移設先の決定に地元の合意は必要ではないという認識を再び示した。

 平野官房長官の発言は、今後地元や与野党からの非難を加速させる恐れもある。琉球新報によると同日、沖縄県選出・出身の与党・無所属議員からなる「うるの会」(会長・喜納昌吉民主党沖縄県連代表)が都内で会合を開き、平野官房長官に民意を尊重するよう抗議することを決定。28日までに抗議文書を送るという。


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2010年01月28日

数十秒の沈黙とすすり泣き…生々しいやり取り(読売新聞)

 静かな口調で語りかける検事に対し、菅家利和さん(63)は、数十秒の沈黙とすすり泣きをはさみながら犯行を認めた――。

 宇都宮地裁で21日午前に始まった足利事件の再審第4回公判。密室での生々しいやり取りを記録した当時の取り調べテープが再生されると、菅家さんは時折唇を震わせながらも、一言も聞き漏らすまいとテープを書き起こした書面を指でなぞるように追い続けた。

 最初に再生されたのは1992年1月28日の取り調べテープ。宇都宮地検の森川大司検事(当時)が菅家さんに尋ねたのは、別の幼女殺害事件2件のうち84年の事件への関与だった。

 「この事件って、大体分かる?」

 「自転車の後ろに乗せて行って」。菅家さんが、警察の取り調べで供述した内容を途切れ途切れに話し始めた。森川検事は「うん」「ふーん」と相づちを重ね、「この事件も間違いないか」と問いかけた。

 菅家さんのあいまいな返答に、森川検事が「実際にはどうなの」。何度か問いかけると、沈黙していた菅家さんは「本当のところはやっていないです」と明確に否認した。

 「(警察での取り調べに)なぜやっていないのにやったって言ったんだろうか」。森川検事から聞かれた菅家さんは「わかっているから話しちゃえよとか、言われまして」。菅家さんは警察での取り調べについて、「警察は怖いですしね」「強引なところもあるような感じでしたので」「だんだん自分から、そうですと話したんです」とも打ち明けた。

 森川検事が、次に尋ねたのが足利事件だった。「これも違うのかな」

 すすり泣きながら、長い時は30秒ほどの沈黙を続ける菅家さん。森川検事は「どうした」「間違いないの」などと重ねた。さらに「ずるい気持ちを起こさないでほしい」「僕は君からどんな返事を聞こうが別に怒るつもりもない」と話しかけ、再び「間違いないのか」と尋ねると、菅家さんは「はい」と答えた。

 森川検事に改めて84年の事件について「本当は君がやったのか」と尋ねられた菅家さんは泣き出す。森川検事は「やっぱりそう。そうだね」と念を押し、さらに79年の事件について「あれも間違いないの」と聞くと、菅家さんは「はい、そうです」と自白した。

 こうした取り調べの内容について弁護団の佐藤博史弁護士は「検事にコントロールされた状態だった」と指摘する。一方で、宇都宮地検の高崎秀雄次席検事は「事実関係を何度も確認するなど、取り調べは慎重に行われた。菅家さんが誠実に話していることがうかがえ、自白に任意性はある」と主張。取り調べの妥当性を巡る認識は真っ向から対立している。

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